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Digital Art
日々起こるさまざまな事象や
変わりゆく心象をDigitalで表現しています。
私が所属している中部クリエーターズクラブが毎年
行なっているExhibitionを中心に海外でのBiennaleやTriennaleに出品してきた作品達です。
アート思考という言葉を最近、よく耳にするようになりました。この意味はデザイン思考と合わせて語られることが多いのですがデザイナーやアーティストの思考方法を用い商品アイデアや企業活動をより良いものにしてゆくというものです。
では、その違いは何なのでしょうか。
それは、それらが生まれてくる要因に関わっています。デザインが生まれる環境には、それが必要とされる素地があります。必要だから生み出されているのです。例えば車という移動手段を伴うデザインが生み出される環境を考えると、「モータリゼーション社会」という時代背景がありました。社会環境という外的要因が強く関係してきます。
比べてアートが生まれる環境は、押し並べてそれが必要とはされていないところから来ます。そこにはアーティストが抱える問題提起や希望提起といった内的な自発性が深く関わります。内的要因が強く関係しているのです。
デザイン思考もアート思考も無から有を生み出してくという考えにおいて手法化されていきますが、いくら手法化が進んでも忘れてはならない大切なことがあります。
それは、「個」です。「個」は「WATAKUSHI」であり「ブランド」です。外的にしろ内的にしろさまざまに進化の経路を経ているので私は手法化できないと考えます。「個」とは「魂」のようにカタチにならない目に見えないものです。
Degital Artという世界で、これからも目に見えないものを信じながら、日々うつろう風景や気持ちをカタチに残したいと思っています。
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