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About me

デザインやアートを通じて
ご依頼主さまとお客さまを繋ぎ
ともに喜び合える関係性を
築き社会に貢献していき
たいと
えています。

 

シンデザイン代表/デザイナー・作家
Designer/Artist  

藤  森   晋  一
Shinichi fujimori 

 デザインの現場で長い間過ごしてきました。ここでは、私のデザイン遍歴を少しお話ししたいと思います。

 元々絵を描くのが好きで、高校に入ると美術部に入り木炭や鉛筆デッサン、水彩や時には油絵も描いていました。絵を描く仕事がしたいと漠然と思いながらもそろそろ進路を考えないといけない時期に差し掛かり、デザインの世界があるということを知りました。そこからデザインの勉強を始めて大阪芸術大学のグラフィックデザイン学科に入学します。私が住んでいた三重県の片田舎から大学のある富田林まで片道2時間半もかけて通っていました。勉強自体は非常に楽しかったのですが宿題が週に3つほど。しかも全てB1サイズという大きな作品を制作しなければならず、徹夜ばかりしていたのを覚えています。コンパなんて4年間で一度も行けませんでした(涙)

 

 辛くて楽しい大阪芸大を卒業したのはバブル期で、周りでは株で何億も儲けたとか、年収が1,000万円越えのサラリーマンがうじゃうじゃいたり、億ションや高級外車を買っただとか景気の良い話がたくさん聞こえてきました。が、駆け出しの私は、印刷会社のデザイン室でデザイナーとして仕事をやりはじめたばかりで薄給をもらいながら、当時まだあった版下作業や製版作業、印刷などを必死で覚えていました。

 とにかく忙しく、時間に追われ、会社の先輩やお客様から叱咤される毎日で、何度もトイレで悔し涙を流していました(笑)当時は、今のようにMacなんて微塵もない時代でしたから手書きで文字を描いたりコピー機を使って写真を拡大縮小したりと1枚のリーフレットを作るのにも結構な時間がかかっていました。家に帰るのは、決まって終電。最悪、会社に泊まりこむこともしばしば。まさにブラックな労働環境。でも当時はそんな言葉の概念などありませんから「こんなもんなんだろう」ぐらいの感覚でした。元々、大学時代から夜中まで作業をやっていたので徹夜は慣れっこだったのですが、それでも実社会は厳しいと思っていました。そこでは3年ほど務めたのですが、10年くらいは勤めたような、とても濃い時間でした。印刷業を通して仕事の厳しさを教わったように感じます・

​ それから広告デザインをやりたかったので転職しました。前社が印刷会社だったので、チラシやパンフレット、カタログの制作方法は知っていたのですが新聞、雑誌、交通広告などはやったことがなく、アイデアの出し方やサムネイルの描き方などで何度も怒られながら覚えました。会社は、東京、大阪、名古屋、中国、四国、九州と支店がやたら多い会社で社員数は100人以上もいました。そこでは広島支社への転勤や、名古屋への転勤があったりと私の人生において結構大変な時期を過ごします。

 そんな中、バブルが弾けました。世の中は一気に不景気になり、名古屋に転勤してから半年も経たないうちに会社は倒産してしまいました。私にとって最悪の年でした。

とりあえず大阪と名古屋で仕事を探していましたが、名古屋で採用が決まったので大阪へは戻らないことにしました。そして年が明けしばらく経った頃、明け方大きな地震に見舞われました。

阪神淡路大震災が起きたのです。もし大阪に戻っていればどうなっていたかを考えると名古屋に救われた気がしました。私がこの地で仕事を続けている理由の一つはここにあります。

 名古屋で就職した会社は50年以上もやっている老舗のデザイン会社で、ここでは20年以上働かせてもらいました。ここでは、広告代理店への出向があったり、チーフディレクターとして6名ほどの部下を持ちやらせていただきました。

 2021年5月から独立し、今に至ります。以上が私のデザイナーとして過ごしてきた半生です。これからもデザインとアートを一生涯の仕事として、皆様のお役に立てるよう日々研鑽を積み重ねていきたいと思います。

​2022年12月

資格  certification

メディア・ユニバーサルデザインアドバイザー

履歴  history

大阪芸術大学 グラフィックデザイン学科

​株式会社ウラノデザイン

株式会社サンビー

​株式会社アドパブリシティ

​株式会社アド電通(出向)現)電通名鉄コミュニケーションズ

​株式会社アドパブリシティ

​2021 シンデザイン設立

展覧会  exhibition

2012 - 

2015 - 

2016 - 2018

CCC 中部クリエーターズクラブ 展覧会

KECD 社団法人韓国現代デザイン協会 展覧会

MOWA展覧会

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